登録団体
安城年金者の会
(あんじょうねんきんしゃのかい)
高齢者の生活の質の向上を目指して活動している。
友人知人等との交流の少ない高齢者は、社会的孤立を媒介として、身体的にフレイル、認知症、その他の健康上の問題を、社会的に活発な高齢者より、相談相手のないまま自身で抱え込みやすくなるといわれている。
また、社会的孤立の要因として経済的な問題点も挙げられる。受給する年金額は夫婦合わせて現在月額23万円程度であり、それで生活費はまかなえると政府は言っている。ある民間の調査によれば、余裕のある生活のためには夫婦で30万円程度必要という。いっぽうが亡くなると生活が苦しくなることは、二人で共同して負担してきた電気、水道料金等、また借家であれば、家賃をひとりで担うこととなる。自家であっても事情は同じである。特に女性は従来補助的な労働力とみなされてきたことや、結婚退職が一般的であった事情も重なって、基礎年金に厚生年金を合わせても10万円程度が多数である。現状の年金額では憲法25条に謳う「健康で文化的な最低限度の生活」を老後に保つには不十分である。年金者組合員2015年に提訴した「年金裁判」の最高裁判決の中で、3人の裁判官のうち1人が「高齢者の生活保護受給者が増えていることは年金制度の不十分さが反映している。政府には何らかの対応が求められる」との趣旨を補足意見を述べていることは重要である。
年金暮らしでは医療費をどのように減らすかはいちばんの節約につながる。安価な医療費ならだれでも、安心して医療機関に受診できる。これは何も高齢者に限ったことではない。
私たちは高齢の自分たちがよければそれでよいと考えているものではない。身分の不安定な状態で働いている若者や1500円にも満たない時給で働いている労働者の問題も何とかしたいし、利子の高い奨学金を借りて卒業時には数百万円の「借金」を抱えることになる大学生にも、孫の姿と重ね合わせて見える。
また、平和の問題も重視している。
その他の問題も含めて、基本的人権の一層の発展を祈念して活動をしている。目に見えて事が進んでいくものではないが、毎日の生活に希望をもって楽しく過ごす活動を企画している。
会員相互の親睦
制度改善要求